15.2.10

coco & igor

ココ・シャネルとロシアの作曲家イーゴル・ストラヴィンスキーとの秘密の恋を描いた『シャネル&ストラヴィンスキー』素晴らしかった。ココを演じたアナ・ムグラリスはフランスのナント生まれ。女優をするかたわら2002年よりシャネルのミューズとしてモデルをする。作品を観ながら私はきっとココ・シャネルはこんなんだわと確信を持ってしまったほど。作品を通じてフランス女性気質を面白く眺めてた。かっこいい。


イーゴルがココにピアノを教える場面で ドレミファソ と弾くところを ファに♯をつけて弾いた箇所が印象的。2人の音楽を通じての甘美な会話が始まりそのメロディーは『5本の指で』ピアノの音楽にかわっていく。




『うつくしさは女性の「武器」であり 装いは「知恵」であり 謙虚さは「エレガント」である。 』/ coco chanel




ココシャネルは音楽や絵画、文学を愛する。ストラヴィンスキーをはじめ、ピカソ、マックス・ジャコブなど 当時の前衛的な芸術家を愛し擁護した。





春の祭典の印象がこの映画を通じてがらっとかわってしまった。プロコフィエフに『奇跡のC dur』があれば ストラヴィンスキーは『無調の美学』そのメロディーは三度の変節を持ってできておりある調からまた変調していきまた色をかえていく。それは前衛的でありつつもどこか懐かしくノスタルジック。



『何かを創造するには 心を衝き動かす力が必要だ。 心を衝き動かす力の内で 愛に勝るものがあるだろうか 』/ Igol stravinky









憧れのNO. 5は祖母を思い出す。おばあちゃまはこのエピソードを知っていたかしら。。





この映画を観るとなぜか姿勢を糺して身のこなしを意識した。劇場を出るときに女性はかならず美しくなる。





















фп

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すきなもの うつくしいもの きれいなものを 傍に置くように 音で表現するように (Леф=Left Front of the Arts)

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