10.11.11

雪待月




 
 
秋から冬へ
 
 霜月ー口切りの儀  
 
 
ひと夏を越した茶の壷の口を切り 茶を挽いて その馥郁たる新茶を味わい茶の正月を祝う儀式ー
 
 
 
壷の口を切った後 掛物に替えて花を入れ 綱を外し 長緒・乳緒で飾り結びにした壷を
花床に壮って いよいよお濃茶となる
 
 
 
 
香ばしく身の引き締まる思い
だからお茶の時間が好きなのだと実感する茶事の刻
日々勉強だと思って
精神を新たにする


 
 
 
利休は柚の色づくのを見て口切を催し、
織部は樅の木の若葉が出る頃に風炉の茶の湯にするのがよいと申された。ー『茶話指月集』
 
 
 
 

 
 

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すきなもの うつくしいもの きれいなものを 傍に置くように 音で表現するように (Леф=Left Front of the Arts)

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